2019/05/13
やって良かった。これが五日間を通じて一番思う事です。
なぜなら、自分が行の初日に設定した目標が完璧とはいわないものの、ある程度達成できたからです。自分の目標は同期と仲良くなる事でした。それは私は人見知りでなかなか話しかけられずに、上手く同期と馴染めずにいました。しかし、同期のみんなと同じ生活リズム、同じ行を体験することで波長が合うように感じました。そこから自然に挨拶や感謝の言葉が出るようになり、会話も徐々にですが出来るようになってきました。人と話す事が好きなので生活は全然苦にならなく、かえって楽しいものになっていきました。ただ、お経は苦ですけど。
また、ここで改めて思ったことは、みんなで一つの目的を持って、それを目指す事はみんなの決断力を深めたり、強めたりすることが出来ると言う事です。みんなで行を乗り越える事が、みんなが思っていた目的だったと思います。
印象深かった事は、滝での行です。滝に打たれる前にみんなガンバレとか一声かけたり、かけられたりすることで自分自身を奮い立たせ、行を乗り越えられたと思います。滝に打たれ終わった後も、みんなの拍手がどれだけ暖かく、嬉しく思った事か。
今回体験した事が実際仕事にどう役立つかは正直分かりません。明日、来週、来年、はたまた何十年後役に立つのかもしかしてずっと仕事には役立たないかもしれない。しかしこの体験は、明日には経験となっていて、ここで生まれた関係や思いはそうそう崩れたり、忘れたりできないものなのです。ずっと大切にしていきたいです。
最後に、こんな一個人では体験できない貴重な体験をさせてくれた会社の皆さま、また、一緒に苦行を乗り越えた同期や先輩方に深く感謝します。