企業研修体験談

私はこの五日間の行を通じて思った事として多き鵜わけて3つの事を感じました。 一つ目に感じたことは自分の未熟さでした。恥ずかしながら私は自分自身で大変我慢強い人間だと思っていました。なので、この五日間の行が始まる前までは行や、その行の間の正座は絶対に弱音を吐かずにこなす事ができると思っていました。 しかし実際に行を行ってみると、慣れない正座に対してすぐ足を崩したいと思ったり、お経を読んでいる時に早く終わらないかと考えたりと、厳しい事に対して逃げの姿勢をすぐにとっていたのです。その自分自身の逃げの姿勢に気付いたのはほんの前日の事で、私が思っていた我慢強い自分はただの思い違いで、本当の自分は辛いことがあるとすぐに逃げ出したくなる情けない人間だという事に気がついてしまいました。 しかし自分のふがいなさにがっかりする反面、この会社に入社したばかりのこの研修機関に気付けた事は非常にいい事だと思いました。 なぜそのように思ったかと言うと、これから仕事をする上で、どうしても自分の思い通りに行かなかったり、辛くなったりすることがあると思います。でも今回の五日間の行で気付けた情けない自分の姿を今回戒める事で、もし逃げ出したくなるような事が起こった時に、今回感じた情けない自分を思い出す事で乗り越える事ができると思っているからです。 二つ目に感じた事は、意味の無い事は無いという事です。 今回の五日間の行を行っていく中で、正直に行の必要性を感じる事ができませんでした。私は無信仰なのでお経を読むことや、住職さんの話を聞くことは自分には関係無いと思っていました。その為、ただのノルマをこなすかの様に行を行っていました。 しかし前日に地方から来られた住職の話を聞いて、この話は自分に関係ない話ではないと思い、思い返せば、今まで聞いていた話もとっても大切なものだったのではないかと思いました。お経にいたってはいまだに意味が全然わからないけど、それをやることで後々仕事をしていく上での大切な基盤になったりすると思います。なので、研修期間を終えて仕事をしていく上で前に述べたような時が来たり、今考えている事を思い出して頑張っていきたいと思いました。 最後、三つ目に感じた事は、仲間の大切さです。 これは今までも思っていた事なのですが、今回の行を行って、尚一層思ったので書きました。仕事をした時に出てくる喜びや悲しみ、不安や不満など色々あると思います。そしてこれを誰かと共感できるという事がとても大切だと思い、これからも大切にしていこうと思いました。

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