2019/05/13
今回天光寺の社員研修を終えて、まず、何事も気持ちの持ち方次第で悪くなったり、良くすることが出来たりすることを学びました。
天光寺に来る前は、集中が切れやすく、作業がうまく進まなかったり、時間を縮めることが出来無かったりしていたので、この修行を通して集中力の向上・持続が出来るようになりたいと思いながらこの三日間を過ごしました。
一日目はお経を千回唱えたり、三禮を百回したりしました。お経を千回唱える行では、姿勢を保つのもきついし、声を出すのも大変で眠気もするのでとても辛く、本当に自分との戦いでした。三禮もとても大変で、何度も立ち上がったり座ったりするので、足や腰は痛くなるし汗もたくさん出て来るので、何回も途中でやめようと思いましたが、他の周りの人が頑張って続けているのを見ると、自分も頑張ろうと思って最後までやり遂げることができました。夜は写経を二時間ほどかけてしましたが、その間、静かに黙々とやっていたので集中して行うことができたと思います。
二日目も三禮を行いましたが、前日同じ事をやっていただけに、とても長く、つらく感じましたが、一生懸命全力でやることが出来ました。お百度参りと水行も行いましたが、お百度参りは同じ所を百往復走り、大きな声で叫ぶというのはとてもきつかったです。また、水行は想像していたものよりずっと大変で、身体は冷え切ってしまい、こんなことはもう二度としたくはないと思いましたが、水から自分も着いていこう 前日出て来ると、身体が軽くなったような清々しい気持ちと、達成感があって、とても良かったです。
三日目は、お百度参りと滝行をしました。滝行は水行とはまた違った大変さを感じました。滝の中は想像よりずっと水の衝撃が強く、自分の我慢強さの小ささを知りました。
行の他にも、食事は毎回みんなで準備をして、同じ皿の物を分け合い、全員で片付けをしたりすることで、集団行動の大切さや、その楽しさと言うものを知ることが出来ました。
今回の体験を活かして、今後の訓練では、プラス思考、感謝の気持ち、『自分は出来る』と言う考え・意識を持って、頑張っていきたいと思います。